ライブ後記

11/15月曜日の22時半くらいからKISS ME ONCE MOREのライブをやりました。会場は親不孝通りのSTAND-BOP。20代の頃、当時やっていたCHELSEA-Qというイベントのフライヤー配布でSTAND-BOPに行き、飲めないお酒を飲んでヘロヘロになりながら暴れて、このお店にはご迷惑をおかけしました。福岡に戻ってからはスケーターショップのユウヤ君主催イベント「KNOWLEDGE」を観に行く事が増えて、これまでも百蚊やボットンズ、THE SUICIDES、ALLESWITZ等を観ました。ほぼロックのライブというより暴動の、狂熱の、ノイズ地獄!になるNOWLEDGE、というイメージがあったのでドラム用のマイクを持ち込んだりしてしっかりとした体制で臨みましたが、そうはなりませんでした。それで良かったのか?笑King Yoshino RodriguezⅢとTHE VOTTONESのカバーも含む、良い演奏になったと思います。このライブでキスミーは一旦停止、となります。

11/21日曜日、UTEROにてdoravideo一楽さんの「GIGANOISE」シリーズのスピンオフ企画で、一楽さん(モジュラーシンセ)、イ・スンギュさん(モジュラーシンセ)、ドラムス松下敦さん、そしてギター吉田でのセッションを行いました。即興はいつもですが、ほとんど記憶がありません。夢中で60分ギターを鳴らし続け、終演後右手がビリビリしびれておりましたが、どうだったでしょうか。このメンバーでまた是非演奏をしたいと思います。即興演奏に関しては、やり始めた90年代当時から(というかもっと前から)ちゃんと音楽理論が分かっている人がやってナンボ、という常識があってお客さんもそういう権威的なところを起点に聴いて楽しむ、という事も思い知らされていたのですが、その線は一体どうやったら乗り越えられるのか。一楽さんの活動はその線を乗り越えて、JAZZバーやクラシックのコンサートではなく、ポピュラーでクラブ、ストリート感覚のリスナーの方向に向いていて、事前予行演習など無いのでいつもライブ当日の一楽さんの言動の中から重要な事を学び取ろうとしています。

この日の深夜にPANICSMILEギターの中西君が「即興演奏を11/30にスタジオでやるから参加者を募る!」というツイートをしていて、あ、さすがにメンバーには伝わったのかと嬉しくなり、そういった事をツイートしましたが文章が変だったので朝方に消去しました笑。これはまだまだ続く無限の抗いかもですね。一番いわゆるPUNKな行為かもしれません。

ご来場の皆様ありがとうございました。