アコースティックギターとか

昨日のUTEROはモーサムトーンベンダーの百々君のイベントで、元ミッシェルガンエレファントのウエノコウジさん、勝手にしやがれ武藤昭平さん達3人による新年会でした。アコースティックギターによる弾き語りのライブは毎月色々観ているのですが、自分がやるとしたら、みたいな発想はなかなか湧いてきません。が、昨日は自分も何かこういった演奏が出来たらなあと思いました。そもそもコードを知らない・コードを押さえるのが苦手、特に押さえたコードから違うコードへの指のフォームチェンジが苦手、というのもあってPANICSMILEでは1回の最大押さえ弦本数が3本以上は無い、という全然ギターが弾けない人間なのであります。だけど、待てよ、アコギなら逆に1本でも音が太いかもしれん!と思い立ち、や、そういえば全然告知等をしていませんが2020年に発行されたGUITAR MAGAZINE7月号の日本のギタリスト名鑑的な特集で、僭越ながらテキストを掲載させていただいてまして、そこで自分は突然段ボールの名盤「成り立つかな」を挙げて、あの単音引きアコースティック曲について書いたのですが、そういえばそうだった。自分にとってあの蔦木俊二さんの演奏の影響は今もデカく、原点はいつもあの音だったのだ。とても繊細。あの音。そしてマイナーとかメジャーとかのそういったエモーショナルな雰囲気やブルース臭が無く、終始冷ややかなのです。あれなんですよ。よし、もう少しイメージを膨らませてみるとしよう。

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