パラダイムシフト

流石に51歳ともなると、甘えれる先輩などいなくなるわけで、泣き言も忙殺されていく勢いの日々がちょうど良いようです。そういえば福岡に戻ってから7年経つわけで、その状況も更に日々厳しくなっていくのであります。あのまま東京に居たとして泣き言をきいてくれる先輩はいただろうか。かく言う自分自身もそう言えば年下のバンドマンから頼りにされているか、相談を受けているか、と言えばそんな存在では全然なくて、それも年々そうなっていっている気がします。頼りにならない先輩、は今後も増えていくと思います。静かに、徐々に起こっているパラダイムシフト、若者達はより良い未来を作れなかった先輩に対して信頼感などあるわけがないのです。懐疑的な視線や雰囲気をバッチバチに浴びながら、自分がやれる最善の事をやるしかない。危険予測や、リスク回避についての相談は受ける事があります。しかし、これもそっちに行ったら危険だよ、それは危ないからやめた方が良いよ、とか簡単に言って良いのかと躊躇するわけです。自分は。そんな先輩、信じたくないよな。最近、息子がはいはいをすっ飛ばしていきなり掴まり立ちを始めて、どこへでも行くようになりました。が、自分は敢えて少々の怪我くらいなら、と思い見守りつつ多少の危険を体感させるようにしています。これも間違ってるのかな。でも、多少周りの人や先輩、上司に迷惑をかけても、ぶっちぎりで何か違う事を始めようとする若者が好きです。