8月

オリンピック開催について。自分が非スポーツマンな上に、普段からプロ野球、サッカー、相撲、その他全般のスポーツ観戦という習慣が無いのでコロナの以前から興味が無かった。ナチスドイツにおけるベルリンオリンピック開催の記録フィルム、あれが自分のオリンピックのイメージです。国威発揚とか。代理戦争的な。

それに付随する小山田圭吾の色々について、高3の時に聴いたフリッパーズギターからその後の音楽や雑誌での発言等、そのイメージは可愛くてクールな悪党。メインストリームに対するカウンター、海外のパンクスに近いイメージ。なのでメインストリームなお仕事、やってるのか、へー、意外。といった感想。

フジロックの開催について。自分がそもそも野外フェスという興行自体に興味がなく、や、仕事としては何度か関わりましたが、音楽リスナーとしても、行楽の選択肢としても普通に生活の中におけるリアリティが無いのです。仕事においても、出演アーティストが嬉しそうにステージに立つのをサポートしましたし、実際なかなか見れない海外アーティストが出演する時は「フェスじゃなきゃ最高なのに」と思いながら何度か行っています。しかし無ければ無くてもOK、とも思っています。

多くの人達の議論には入る事もできず、傍観するばかりです。実際にコロナの影響で傾きかけている職場のUTEROの生き残り業務と、ひたすら日々の生活に追われています。結果、「他人事」となり、テレビのニュースのように、ツイッターのタイムラインの様にすらすらと横を流れていってしまいます。賛成・反対の感想すら出てこない。先の大戦を彷彿させる状況だ、という意見も流れていきます。無関心だったから、NOと言わなかったから戦争が始まった。君は発言したのか?という問いさえ流れていく状態です。現状は既に第3次世界大戦の真っただ中、という印象です。8月9日に「焼き場に立つ少年」という写真についてのドキュメント番組を観て今年も泣きました。

フジロックに出演するGEZANのメンバーが無事帰ってきますように、と思っています。